ポートフォリオを作成する全体の流れ
エンジニアのポートフォリオ作成の流れを確認
何を作るか考える
ポートフォリオを作る目的は、自分のスキルを証明することです。根拠になる実績を作って客観的にスキルを証明しましょう。まずは、何を作るか決めるわけですが、希望する案件とか企業が明確な人は、そこにあったアピールができるように、実績がズレないように注意しましょう。実務で求められるであろう言語で作るなどの逆算が必要ですね。スキルにつながらない簡単なものを作ってしまっては、逆に評価が下がる可能性があります。プログラミングスクールでやった課題をそのまま記載するなどは、スキルが不十分な可能性があるので注意しましょう。課題や例題を載せるのではなく、自分で考えて作ったアプリケーションなどを記載するべきです。
実際に開発する
何を作るか決めたら、実際に開発しましょう。開発するときには、マーケットインという考え方が大切です。これは、実際に使う人がどう使うか、どういった課題を解決するのかなどを考えてそれらを考慮したアプリケーションを開発するということです。実際の仕事でもこうした考え方は重要になってきますので、ポートフォリオでそうしたことも表現できると評価も高くなると思いますよ。
ソースを公開する
開発したソースコードは、誰でも見られるように公開しておきましょう。完成したアプリケーションだけを見てもどの言語で開発したのかわかりませんから、GitHubなどを使って公開しておくといいでしょう。企業によっては、GitHubで公開することを指定しているところもあります。GitHubにあげるときはREADMEもきちんと用意しておくといいですよ。あとで自分が見たときも思い出しやすくなりますし、端的に意図を伝えやすくなりますからね。
こだわりをまとめる
開発するときにこだわった点をまとめておくといいでしょう。どういう意図があってそのアプリケーションを開発したのか、わかりやすく記載するといいです。こだわったポイントは主観的になっても大丈夫です。こだわりがあるほうが開発が好きだということが企業にも伝わると思いますよ。
スキルシートを書く
経歴をまとめて、スキルシートを書きましょう。例えばフロントエンドエンジニアの場合は、HTML2年、CSS2年、Javascript2年、jQuery 1年などのように言語ごとに何年くらい扱った経験があるか、記載しましょう。
最終チェックをする
ポートフォリオを提出する前に最終チェックをしましょう。開発したアプリケーションはどうやって見てもらうか考えます。ウェブサーバを立ち上げてもGitHubで公開できるわけではないので、そうした場合はドキュメントにまとめるなどしましょう。誤字脱字がないか、簡潔にまとまっているかなどもよく確認してミスがないものを提出しましょう。
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