ポートフォリオのアイデアはどう見つける?

ポートフォリオのアイデアの見つけ方
「小さな不便」がヒントになる
日常生活の中で、「ちょっと面倒だな」「不便だな」と感じることがあるでしょう。 そのような些細な不便の中にこそ、ポートフォリオ作成のアイデアが隠されています。
たとえば、「毎朝、ゴミを出すのが面倒だ」と感じているなら、ゴミ出しを自動化してくれるIoTデバイスを開発してみると良いでしょう。「スーパーのレジで並ぶのが億劫だ」と感じているなら、スマートフォンのアプリで簡単に会計を済ませられるシステムを開発してみるという手もあります。
このように、身の回りの小さな不便を解消できるような作品を作ることで、問題解決能力やユーザー視点でものづくりができることをアピールすることが可能です。さらに、その作品が多くの人々の役に立てば、高い評価を得られる可能性も高まります。
「自分の好き」と「技術」を掛け合わせる
ポートフォリオを作成するうえで大切なのは、モチベーションを維持することです。そのためには、「自分が好きなもの」や「関心が高いもの」をテーマにするのがおすすめ。好きなものや興味のあることであれば、自然と熱意を持って取り組むことができます。結果的にクオリティの高い作品に仕上げることができるでしょう。
ゲームが好きならゲーム開発に挑戦してみる、音楽好きなら楽曲制作を支援するツールを開発してみる、といったように、好きなものと掛け合わせることで、すぐにアイデアが思い浮かぶでしょう。
ただし、いくら好きなことだったとしても、技術が伴っていないと途中で投げ出したくなってしまうかもしれません。クオリティの高いポートフォリオを作成するためには、自分が持っている技術を活かせる作品を作ることが大切です。得意な技術を活かすことで、より納得のゆく作品を制作できるでしょう。
希望する企業の雰囲気に合わせる
転職活動の一環としてポートフォリオを作成するのであれば、応募先企業の求めるスキルやサービス内容を意識することも重要です。企業の公式サイトや採用情報などを参考に、どのようなスキルが求められているのか、どのような事業を展開しているのかを事前に調べておきましょう。
Webサービス企業に応募するのであれば、Webアプリケーション開発のスキルをアピールできる作品を作成すると効果的です。また、ゲーム開発企業に応募するのであれば、ゲーム開発の経験やスキルをアピールできる作品を制作するのが良いでしょう。
さらに、ポートフォリオを通して、仕事に対する信念や得意分野もアピールしたいところ。企業は単に技術力が高いだけでなく、企業文化にマッチする人材を求めています。あなたの個性や強みを効果的に伝えることで、採用担当者の目に留まりやすくなるはずです。
ハッカソンや勉強会に参加する
どうしてもアイデアが浮かばない場合は、ハッカソンや勉強会に参加してみるのも一つの方法です。ほかのエンジニアと交流したり、新たな技術に触れたりする中で、思わぬアイデアが生まれることがあります。「意地でもアイデアを絞り出さないといけない」という状況に身を置くことで、発想力を鍛えることもできるでしょう。
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